2026年7月5日、日曜日。
朝6時05分、富山市。
7月5日は、タカキにとって少し特別な日だ。
ミユキさんの誕生日。
そして、2024年の富山マラソンに向けて練習を始めた日でもある。
あの年、ここから富山マラソンへ向かって走り始めた。
そして今年、同じ7月5日に、またひとつ新しいリズムが始まった。
これまでジョグは、基本的にひとりの時間だった。
けれど最近、ミユキさんも運動不足を感じていて、歩きたいと言っていた。
それなら、朝に切り替えてみようか。
そうして始まった朝の時間。
まずはミユキさんと一緒に富岩運河環水公園まで歩く。
そこから別れて、ミユキさんはそのまま歩き、タカキは中島閘門まで走って戻ってくる。

走るのはひとり。
でも、朝の入口にはミユキさんがいる。
夜の散歩とは違って、朝は日差しが気持ちいい。
光があるだけで、同じ道でも見えるものが変わる。
今まで気にしていなかった家の玄関ドア。
外壁の色。
羽目板の貼り方。
リフォームをしているからこそ、よその家の細かな表情にも目が向く。
「ここの玄関ドアって、こんなんだったっけ」
「外壁、こんな色だったんだ」
「こんな羽目板してるわ」
夜には見えていなかったものが、朝の光の中で少しずつ見えてくる。
この日のジョグは、距離5.10km。
時間は48分09秒。
平均ペースは9’26”/km。
平均心拍数は116拍/分。
左ふくらはぎを痛めてから、走る距離も、時間も、心拍も、ずっと慎重に戻してきた。
無理に上げない。
焦って伸ばさない。
身体の声を聞きながら、少しずつ戻す。
この朝は、その積み重ねがひとつ形になったジョグだった。
ワークアウト記録
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 日付 | 2026年7月5日(日) |
| 時間 | 6:05〜6:53 |
| 場所 | 富山市 |
| ワークアウト時間 | 48分09秒 |
| 経過時間 | 48分23秒 |
| 距離 | 5.10km |
| 平均ペース | 9’26”/km |
| 平均心拍数 | 116拍/分 |
| 平均パワー | 117W |
| 平均ケイデンス | 157spm |
| 上昇した高度 | 15m |
| アクティブカロリー | 265kcal |
| 合計カロリー | 330kcal |
スプリット
| 距離 | ペース | 心拍数 | パワー |
|---|---|---|---|
| 1km | 9’06”/km | 110拍/分 | 120W |
| 2km | 9’14”/km | 115拍/分 | 120W |
| 3km | 9’20”/km | 117拍/分 | 119W |
| 4km | 9’39”/km | 117拍/分 | 116W |
| 5km | 9’49”/km | 118拍/分 | 114W |
| ラスト | 9’09”/km | 124拍/分 | 120W |
心拍ゾーン
| 範囲 | 時間 |
|---|---|
| 範囲1 | 47分07秒 |
| 範囲2 | 1分02秒 |
| 範囲3 | 0分00秒 |
| 範囲4 | 0分00秒 |
| 範囲5 | 0分00秒 |
今回のいちばん大きなポイントは、5kmを走り切ったことだけではない。
心拍が、ほぼ最後まで範囲1に収まっていたこと。
そして、ペースを上げようとせず、身体を暴れさせずに運べたこと。
1km目の心拍は110。
2km目で115。
3km以降も117〜118あたりで安定している。
ラストだけ124まで上がっているけれど、それでも全体としてはかなり静かな推移だった。
以前のように、速さを取り戻そうとするジョグではない。
富山マラソンに向けて、身体をもう一度、長く動ける状態へ戻していくためのジョグ。
その意味では、今回の5.10kmは大きい。
チャト評価
判定は、A−。
走力としては、かなり良い。
5kmを48分台でまとめ、平均心拍116。
ふくらはぎ再起動後の流れとしては、明らかに前進している。
ただし、当初のPhase1では「心拍110未満」が目安だった。
その基準から見ると、平均116は少し高い。
だから今回は、手放しのAではなくA−。
走れたことは大きい。
でも、まだ確認すべきことがある。
ラン中の左ふくらはぎの違和感。
走った日の夜の張り。
翌朝の階段と歩行。
この3つが問題なければ、今回の朝ジョグはPhase1終盤として十分に合格。
7月7日からのPhase1.5へ進むための、かなり良い材料になる。
今日の一滴💧
5kmを、静かに戻す朝。
7月5日。
ミユキさんの誕生日。
2024年の富山マラソンへ向けて走り始めた日。
そして2026年、朝ジョグという新しいリズムが始まった日。
走ることは、ただ距離を重ねることではない。
同じ道を通っていても、時間が変われば見えるものが変わる。
夜には見えなかった玄関が見える。
外壁の色が見える。
羽目板の貼り方が見える。
朝の光が、暮らしの細部を浮かび上がらせる。
身体を戻しているつもりで、
実は、暮らしの見え方も少しずつ変わっている。
ミユキさんと歩き出し、
途中からひとりで走り、
また戻ってくる。
その流れの中に、今のタカキの再起動がある。
焦らず、壊さず、戻していく。
心拍を静かに保ちながら、脚が最後までほどけないかを確かめる。
この朝の5.10kmは、そんな再起動の中に落ちた一滴だった。
光は走りながら戻ってくる。
今日は、その光が少しだけ、身体にも、暮らしにも戻ってきた朝だった。














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