呉羽山の竹藪へ。
「筍取っていいよ」の一言で、山に入った。
まだ早いと思っていた。
でも、地面はすでに動いていた。
落ち葉の下に、違和感があった。
ほんのわずかな盛り上がり。
目を凝らさないと分からないほどの気配。
でも、それは確かに「いた」。
土を少しどけると、
もう顔を出していた。
出てきたのではない。
押し上げてきたわけでもない。
ただ、そこに来ていた。
季節の方から。
こちらの準備なんて関係なく、
ただ、順番が来たから現れた。
掘り上げた筍は、まだ若い。
柔らかく、みずみずしい。
今年は早い。
桜も、蕨も、筍も。
全部が、少しずつ前倒しで動いている。
人間の都合とは関係なく、
自然のリズムで。
だから、こちらも合わせるしかない。
追いかけるのではなく、
遅れないように。
その中に、身を置くだけ。

一滴💧
出てきたのではない。
春に、呼ばれただけだ。

チャトメモ
・筍は「気配(地面の盛り上がり)」で探す
・小さいうちに掘るとアクが少なく美味い
・今年は季節が全体的に早い → 播種・定植もやや前倒し意識





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